Windowsのハイバネーションファイルの容量変更
Windows10のSSD使用容量を見ると、Cドライブの直下に「hiberfil.sys」と「pagefile.sys」という2つの巨大なファイルがあります。
「hiberfil.sys」はハイバネーションファイルというシステムファイルで、不要なら削除することができます。
ちなみに、hibernationは、「冬眠」という意味の英語でした。
hiberfil.sysとは?
(参考)
Windows10の場合、「休止状態」「高速スタートアップ」などの機能を使う場合にハイバネーションファイルが必要です。
hiberfil.sysの容量変更・無効化・有効化・状態確認
(参考)
Windows10で、コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
(管理者権限でない場合は、その後の操作でエラーになるため)
コマンドプロンプトで以下のコマンドを打ちます。
hiberfil.sysの無効化
powercfg.exe /hibernate /size 100
または
powercfg /h /size 100
と入力する。
「100」の部分はパーセントサイズの数値で50~100の間で指定する。
/SIZE <PERCENT_SIZE>
希望する休止状態ファイルのサイズをメモリの合計サイズに対する割合で指定します。
既定のサイズは 50 未満にはできません。
このパラメーターを指定すると、休止状態も有効になります。
とりあえず「powercfg /h /size 50」にしてみました。
メモリが8GBなら、その50%で4GBが割り当てられます。
hiberfil.sysの無効化
powercfg.exe /hibernate off
または
powercfg /h off
と入力する。
hiberfil.sysの無効化
powercfg.exe /hibernate on
または
powercfg /h on
と入力する。
hiberfil.sysの確認
powercfg.exe /availablesleepstates
または
powercfg /a
と入力する。
powercfgコマンドには、他にもいろいろな機能があり、指定できるオプションがあります。
詳細は上記Microsoftの説明ページで確認してください。
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